リフォーム相談BOOK

古民家リノベーションで後悔しない5つの方法|古民家を買うリスクと魅力、買わないほうがいい物件も解説

古民家リノベーションは、正しい認識をもって事前準備をすることで後悔しないプランニングが可能となります!

でも、古民家を買う時点から「ハードルが高そう」というイメージがありますよね。

そこで古民家リノベーションの施工実績が豊富な土屋ホームトピアが、古民家リノベーションで後悔しない方法を詳しく解説します。

  • 費用の想定・業者選びなど、事前準備がとても重要です。
  • 古民家リノベーションにはリスクがありますが、解消可能です。古民家の魅力も紹介します。
  • 買わないほうが良い古民家の条件も確認しましょう。
  • 古民家リノベーションには補助金を活用できます!

古民家リノベーションによって理想のマイホームが完成するよう、ぜひ最後までごらんください。

この記事の監修者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

古民家リノベーションで「後悔する理由」と「後悔しない5つの方法」

はじめに、古民家リノベーションで後悔する理由と、後悔しない5つの方法を紹介します。

古民家リノベーションで後悔する理由とは

古民家リノベーションで後悔する理由は、大きく分けて3種類です。

  • 想定していたより費用が高かった
  • 古民家リノベーションを安心して任せられる業者が見つからない
  • リノベーションの効果が感じられない、理想の暮らしが実現しなかった

それぞれ具体例を紹介します。

想定していたより費用が高かった

見える部分に対する修繕のみを考えていた方にとって、見えない部分の修繕は「想定外に高額」と感じるようです。

費用に関しては、補助金や減税制度を活用することで負担を軽減できるため、のちほど「古民家リノベーションは補助金・減税制度を活用しよう」で詳しく紹介します。

「補助金があることを知らなかった」と後悔する方もいらっしゃるため、ぜひチェックしてください。

古民家リノベーションを安心して任せられる業者が見つからない

古民家には以下のような特徴があるため、リノベーションでは豊富な経験・知識・高い施工技術やデザイン力が必要です。

  • 現代では使われなくなった工法で建築されている
  • 経年変化した柱・梁・建具など、現代では再現できない建材を再利用できる可能性がある など

そのため古民家リノベーションを安心して任せられる業者に出会うのが難しく、「古民家を購入した後にリノベーションが進まない」と後悔するケースが多くあります。

土屋ホームトピアは、古民家リノベーションの施工実績が豊富です

  • 古民家のデザインをいかし、再利用できる部分を見極めて施工内容と予算のバランスが優れたプランを提案
  • 北海道仕様の断熱施工を全国で提供
  • 独自開発の耐震技術で、安心・安全な家づくり など

古民家リノベーションを安心してお任せいただけますので、施工業者をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。

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リノベーションの効果が感じられない、理想の暮らしが実現しなかった

リノベーションが無事に完成したものの、イメージどおりの暮らしが実現しなかったと後悔するケースもあります。

リノベーションで後悔する理由を参考にして、次に後悔しないための予防策を5つ紹介します。

古民家リノベーションで後悔しない5つの方法

古民家リノベーションで後悔しないためには、事前準備がとても重要です

具体的には、5つの準備をしておきましょう!

古民家リノベーションで後悔しない5つの方法 
費用 新築同様の費用がかかる可能性を想定
業者選び 新築同様に理想の間取り・性能などの希望を決めたうえで施工業者に依頼
物件探し 施工業者を決めてから物件探しを行い、購入段階から相談しながらプランを進める
物件情報の把握 古民家の土地に関する情報(用途地域など)や周辺環境(ご近所づきあい)などをしっかり把握したうえで購入を検討
施工内容 古民家を購入する前に耐震診断・建物診断を実施してリノベーションが必要な部位を把握

上記のような準備が難しい場合には「住宅性能がある程度確保されている中古物件を購入してリフォーム」等、別の方法でマイホーム取得を検討するのがおすすめです。

とはいえ、古民家には現代の建築物にはない魅力があるため、簡単に諦めたくないですよね。

次に古民家リノベーションの前の段階である「古民家購入時のリスク&リスク解消方法」を紹介するので、参考にしていただけると幸いです。

リフォーム事例一覧

古民家を買うリスクを解消し魅力をいかす方法

まずは、古民家を買う前に知っておくべきリスクと、リスク解消方法を確認しましょう。

古民家が通常の中古物件や新築に優る魅力も紹介します♪

古民家を買うリスク&リスク解消方法

住宅購入後に「住宅ローン控除を受けて費用負担を軽減しよう」とお考えの方が多いと思いますが、住宅ローン控除には以下のような利用条件があり、古民家購入時には適用されないリスクがあります

住宅ローン控除の主な利用条件
  • 古民家購入から6ヶ月以内に住み始める(購入後にゆっくりプランを考える場合、実現できない可能性がある)
  • 返済期間10年以上の住宅ローンを利用する必要がある
  • 同居する親族等から購入したり譲り受けたりした古民家に対する費用はNG
  • 建築年によっては、入居日までに耐震基準に適合する住宅とする必要がある など

※利用条件は状況によって違うため、以下のリンクから詳細な条件を確認してください。

お住まいの地域を管轄する税務署に、問い合わせをすることも可能です。

〈参考〉国土交通省『住宅』

 

ただし利用条件に合う施工内容をプランニングすることで、住宅ローン控除を利用できないリスクを解消できます。

事前の条件確認や、施工業者への相談が大切です!

古民家にはたくさんの魅力がある!

古民家リノベーションには、たくさんの魅力があります。

魅力
  • 経年変化による美しい躯体(柱・梁など)、建材を再利用できる可能性がある
  • 古民家特有のつくりは、新築では表現できない趣がある
  • 建物の価値がゼロのため、土地代のみで物件を購入できるのが一般的
  • 敷地面積が広いことが多いため、庭・駐車場などの外構面積も十分に確保できる
  • 延床面積が広いことが多いため、間取り変更の自由度が高い
  • 住宅性能を意識したリノベーションで、将来的に賃貸や店舗に転用するプランを考えやすい

ぜひ古民家リノベーションの魅力をいかせるプランを検討してください。

古民家の魅力を引き出し、快適な住環境を実現するプラン提案ができる施工業者をお探しの方は、土屋ホームトピアにご相談ください。

土屋ホームトピアは、古民家リノベーションの施工実績が豊富なリフォーム会社です。

施工事例

 

全国19箇所に拠点がございますので、お近くの拠点にお気軽にお問い合わせください。

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買わないほうがいい古民家の特徴|多くの古民家物件を見つける方法も紹介

古民家のリスク解消方法と魅力を紹介しましたが、物件選びの際に選ばないほうがいい条件の古民家があることも事実です。

買わないほうがいい古民家の特徴

以下のような条件の古民家を買うかどうかは、慎重に検討してください。

買わないほうがいい古民家の特徴
  • 予算が限られている場合、基礎・屋根・外壁など躯体や外皮に問題がある古民家(費用が高額になる)
  • 再建築不可の古民家(躯体が使えない状態でも建て替えできない)
  • 市街化調整区域の古民家(市町村からリノベーションの許可がおりないケースがあり、売却も難しい)

古民家物件を見つけたら不動産業者が提示している物件概要をよく確認し、不明点は内容を確認しましょう。

またリノベーションを依頼する施工業者と一緒に内見し(現地を見に行き)、理想のリノベーションプランを実現できるかを確認するのがおすすめです。

多くの古民家物件を見つける方法

古民家は、通常の中古物件に比べて物件数が少ない点がネックです。

以下の方法を駆使して、多くの物件を見つけていただけると幸いです。

  • 不動産検索サイトで探す
  • 地元の大手不動産業者に物件探しを依頼する
  • 自治体の空き家バンクをチェックする(空き家バンクを実施していない自治体もあります)
  • 自治体に直接問い合わせ(移住促進に力を入れいている自治体は、空き家バンク以外の独自情報を持っているケースがあります)

古民家リノベーションの主な施工内容|費用負担を軽減する補助金も紹介

最後に、古民家リノベーションの主な施工内容費用負担を軽減する補助金も確認しましょう。

古民家リノベーションの主な施工内容

全体的に劣化している古民家の場合は、以下のような施工が必要です。

「リノベーション費用が高額になる可能性が高い」と考えておきましょう。

  • 屋根の葺き替えor交換
  • 外壁交換
  • 基礎・柱・梁・天井などの修繕
  • 耐震補強
  • 水回り交換
  • 床の張替え
  • 内装整備
  • 電気設備の整備
  • 給湯器等の住宅設備導入 など

詳しい施工内容は古民家の状態によって変わるため、ぜひこちらの記事で実際に古民家リノベーションをした事例・費用をご確認ください。

 

〈関連ページ〉古民家リノベーションの費用事例(200万円台〜)|補助金活用、メリット・デメリットも解説

古民家リノベーションは補助金・減税制度を活用しよう

古民家リノベーションに活用できる補助金があることを後から知って「活用すればよかった!」と後悔することのないよう、補助金名称や対象工事を一覧表にまとめました。

補助金名称 補助対象工事
(補助金額)
子育てエコホーム支援事業 主に子育て世帯のリフォーム
(最大45万円)
既存住宅における断熱リフォーム支援事業 省エネ性能が高い高性能建材を使った工事
(最大120万円)
次世代省エネ建材の実証支援事業 省エネ改修の促進に役立つ高性能建材を使った工事
(最大400万円)
長期優良住宅化リフォーム推進事業 耐震等、既存住宅の長寿命化が実現できる工事内容
(最大200万円)
介護・バリアフリーリフォーム補助金 介護が必要な方・介護をする方の暮らしやすさを考慮した住宅に改修する工事内容
(最大18万円)
県・市町村が独自に実施している補助金 耐震診断・耐震改修など、自治体によってさまざまな補助金制度を実施している

現在、住宅の省エネ性能を高めるリノベーションに対する補助金が多数実施されています。
ほとんどの補助金は工事前の申請が必要で、施工業者や使用建材が指定されている補助金もあります
そのため、施工業者には早い段階で「補助金を活用したい」と伝えてください。

 

土屋ホームトピアは、補助金の申請サポートもお任せいただけるリフォーム会社です。
リノベーションとあわせて補助金に関する疑問も、お気軽にご相談ください。

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また補助金と減税制度を併用することで、古民家リノベーションの費用負担をさらに軽減できます。

以下のような減税制度を活用できる可能性があるため、補助金とあわせて活用できる制度があるかを前もって確認しましょう。

【減税制度のある税金】

  • 所得税
  • 登録免許税
  • 不動産取得税
  • 固定資産税

〈参考〉国土交通省 支援事業一覧

まとめ

古民家リノベーションで後悔しない方法を紹介してきました。

コラムのポイントまとめ
  • 古民家リノベーションで後悔する理由は、費用面・業者探し・リノベーション効果に関するものが多い。
  • 古民家リノベーションで失敗しないために、古民家に対する正しい認識と事前準備が重要。
  • 古民家リノベーションを見すえた事前準備をしないとリスクを抱えることになる。
  • 古民家リノベーションのリスクは解消可能。また古民家特有の魅力をいかしたプランニングが大切。
  • 購入しないほうがいい古民家もある。
  • 古民家リノベーションには補助金・減税制度を活用できる。

古民家リノベーションで後悔しないために今回紹介した情報を参考にしていただけると幸いです。

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