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10畳〜12畳の縦長LDK・壁付けキッチンのレイアウト実例|狭い空間がおしゃれ&快適になる家具配置

10畳〜12畳の縦長LDKに壁付けキッチンの設置を検討していて、どのようなレイアウトにするべきか迷っている方が多いのではないでしょうか。

LDKを「広く見せるアイデア」「広く使えるアイデア」を知りたい方も、いらっしゃることと思います。

そこで今回は、全国で74,404件以上のリフォーム実績を持つ土屋ホームトピアが、10畳〜12畳の縦長LDKに壁付けキッチンをレイアウトした実例を紹介し、ポイントをわかりやすく解説します。

このコラムのポイント
  • 10畳~12畳の縦長LDKに壁付けキッチンをレイアウトした実例を紹介し、新築やリフォームのイメージを広げます。
  • 10畳〜12畳の縦長LDKに壁付けキッチンを設置するメリット・デメリットを紹介し、デメリットの解決策を解説します。
  • コンパクトなLDKには壁付けキッチンが最適な理由を解説し、レイアウトごとの必要面積を紹介します。
  • 10畳〜12畳の縦長LDKを「広く使う」「広く見せる」アイデアを紹介します。

10畳〜12畳の面積の縦長LDKは、広く使うことも快適な生活を送ることも十分可能です!ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者
西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
西大條 謙一 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

10畳〜12畳の縦長LDK・壁付けキッチンのレイアウト実例|狭い空間がおしゃれ&快適になる家具配置

まずは、10畳~12畳の縦長LDKに壁付けキッチンを設置したレイアウトの実例を紹介します。

約10畳の縦長LDK

最初は、約10畳の縦長LDKの奥の壁に壁付けキッチンをレイアウトした実例です。

細長い形状のLDKでは冷蔵庫のような大型家電を置くスペースを確保するのが難しいのですが、こちらの住宅はキッチン背面にカウンターを設けたことで、冷蔵庫置場・収納も確保できました。

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壁付けキッチンを壁紙と同じ白で統一して空間の広がりを演出したほか、パーテーションを設置してスッキリとしたデザインのLDKが完成しました。

〈関連ページ〉RETURN

約10畳の縦長LDK

こちらは、約10畳の縦長LDKに、横一列にキッチン・ダイニング・リビングをレイアウトした実例です。

一直線の通路が生まれて、LDK内の移動がスムーズになりました。

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幅の狭い縦長LDKは使いづらいイメージがありますが、実際には短い距離で移動できるというメリットがあります。

こちらの壁付けキッチンは背後の食器棚と距離が近いので、スムーズに食事の準備をできます。

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約12畳の縦長LDK

次は、約12畳の縦長LDKの奥に壁付けキッチンをレイアウトした実例です。

住宅の中心に縦長のLDKを配置したことで、周囲の個室・水まわりにアクセスの良い間取りとなりました。

〈関連ページ〉古民家を次世代へ継承する為の機能再生リフォーム~想いは世代を超えて~

 

壁付けキッチン背後のカウンターにダイニングテーブルを直結させ、コンパクトな動線をつくりあげています。

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約12畳の縦長LDK

最後に、約12畳の縦長LDKのリビング・キッチンをセミオープンの壁で仕切った実例を紹介します。

リビング・キッチン・個室・水まわりを回遊動線の間取りにして、目的に応じて短い距離で室内を移動できるよう、工夫しています。

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下画像は、キッチンから見たリビングです。

LDK内に窓が1箇所のみの設計ですが、照明をダウンライトにしたことでキッチンから外まで視線が抜け、明るく開放的な空間となりました。

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土屋ホームトピアには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひご覧ください!

施工事例

 

10畳〜12畳の縦長LDK・壁付けキッチンのレイアウト実例を紹介してきました。

「10畳〜12畳のLDKは狭い」というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、LDKの形状や窓の位置などを上手に活用することで、開放感のある快適なレイアウトを実現可能です。

紹介したレイアウトを、参考にしていただけると幸いです。

 

ご自宅のLDKリフォームを検討中の方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。

ご予算・ご希望を丁寧に伺い、ご家族がゆったりと過ごせるLDKが完成するリフォームプランを提案いたします。

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リフォーム事例一覧

10畳〜12畳の縦長LDKに壁付けキッチンを設置するメリット・デメリット

次に、10畳〜12畳ほどの縦長LDKのキッチンのレイアウトを壁付けにすることに対して不安をお持ちの方へ、壁付けキッチンを選択するメリット・デメリットを紹介します。

メリット

10畳〜12畳の縦長LDKに壁付けキッチンを設置するメリットは、以下のとおりです。

壁付けキッチンのメリット
  • 壁に沿ってキッチンを設置することで、キッチン以外の空間を広く使える
  • キッチンでの作業に集中しやすい
  • ダイニングを「キッチン背面にレイアウト」「キッチンと一列にレイアウト」どちらも移動距離が短くキッチン内の作業がスムーズ など

縦長LDKの形状をいかして奥行きのある空間づくりを意識することで、キッチン作業がスムーズになるだけでなく、LDK全体の開放的なデザインを実現できます。

デメリット

10畳〜12畳の縦長LDKに壁付けキッチンを設置するデメリットは、以下のとおりです。

壁付けキッチンのデメリット
  • リビングやダイニングからキッチン内が見えるレイアウトになりやすい
  • 収納の確保、冷蔵庫置場のレイアウトが難しい
  • キッチン作業をする際にLDKに背を向けることになり、LDKの様子を把握しづらい
  • 窓の位置・壁の寸法などによって、キッチンサイズが限られるケースがある など

ただし、上記のようなデメリットは設計の工夫で解消可能です。

レイアウトの実例で紹介したように、LDKの形状・窓の位置などに合わせて最適なキッチンの配置・収納を設ける方法などがあるため、さまざまなパターンを施工業者と一緒に検討しましょう。

 

ちなみに、キッチンとダイニング・リビングを仕切りたい場合には、壁を設ける以外に以下のような方法もあります。

仕切り 特徴
カーテン ・開閉を自由にできる点が便利
・LDK全体のデザインのアクセントになる
パーテーション
シェルフなどの棚 ・ゆるやかに目隠ししながら、開放感のあるデザイン
・キッチン収納を増やせる
・飾り棚としてデザインを楽しむことも可能
カウンター ・背が低いため、圧迫感なく収納・作業台を増やせる
・キッチンとダイニングをゆるやかに仕切れる

キッチンレイアウトの種類|10畳〜12畳のLDKには壁付けキッチンが最適

壁付けキッチンのメリット・デメリットを確認し、「ほかのレイアウトも検討したい」と感じた方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

次に、壁付けキッチン以外の選択肢も確認しましょう。

キッチンレイアウトの種類|レイアウト別の面積一覧

壁付けキッチン以外のキッチンの種類は、以下のとおりです。

キッチンに必要な面積も一緒に紹介するので、ご自宅のLDKの形状に合わせてキッチンレイアウトを検討する際の、参考にしてください。

キッチンの種類 キッチン全体の面積
ペニンシュラキッチン
(キッチンの左右どちらかを、壁につけて設置)
【6畳前後】
・キッチン設置スペース3〜4畳前後
・通路2畳前後
アイランドキッチン
(キッチンの四方を回遊できる)

また、キッチンは流し・作業台・コンロの並べ方によっても必要な面積が変わります

レイアウト キッチン設備自体の面積
Ⅰ型
(流し・作業台・コンロを一列に並べる)
1〜2畳前後
Ⅱ型
(流し・作業台・コンロを分けて二列に並べる)
2〜3畳前後
L字型
(L字型のキッチンに流し・作業台・コンロを並べる)
1〜2畳前後
コの字型(U字型)
(コの字型のキッチンの各辺に流し・作業台・コンロを並べる)
2〜3畳前後

ご自宅のLDKの面積・形状に合わせて、最適な 「キッチンレイアウト」「流し・作業台・コンロの並べ方」を検討しましょう。

 

壁付けキッチンのレイアウトでお悩みの方は、土屋ホームトピアにご相談ください。

お客様専属のチーム体制で、ご家族の希望にとって最適な選択をサポートいたします。

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10畳〜12畳のLDKは壁付けキッチンが最適な理由

上記で紹介したように、キッチンの面積は一般的に1畳〜4畳前後で、キッチン選びがダイニング・リビングとして使用できる面積に影響します。

壁付けキッチンの場合は、I型(流し・作業台・コンロを一列に並べるタイプ)を選ぶと、1畳ほどのスペース以外はダイニング・リビングの空間として家具・通路などを検討できますよね

そのため、10畳〜12畳のLDKをできるだけ広く使いたいとお考えの場合は、壁付けキッチンが最適です

10畳〜12畳の縦長LDKが狭いと感じる方へ|LDKを広く使うアイデア・開放的に見せるアイデア

最後に「10畳〜12畳の縦長LDKは狭い」と感じている方へ、LDKを「広く使う」「開放的に見せる」アイデアを紹介します。

10畳〜12畳の縦長LDKを広く使うアイデア

10畳~12畳の縦長LDKを広く使うアイデアは、以下のとおりです。

広く使うアイデア
  • 通路を確保してキッチン・大型家具をレイアウトする
  • キッチン・大型家具を一箇所に集めてレイアウトし、空間に余白をつくる
  • 収納機能を持つ家具を使用・大容量の壁面収納設置などで、物を見える場所に出さない工夫をする
  • 大きすぎない家具を選ぶ(家具の大きさが足りない場合、例えば「伸長式のダイニングテーブル」など可変性のある家具を検討する)
  • ダイニングテーブルの椅子をソファータイプすると「ダイニング兼リビング」となり、リビングの空間を広く使える

多機能の家具を活用して、10畳〜12畳の縦長LDKの空間をフル活用しましょう!

10畳〜12畳のLDKを開放的に見せるアイデア

次に、10畳~12畳のLDKを開放的に見せるアイデアも紹介します。

開放的に見せるアイデア
  • 内装に膨張色を使うと空間が広く見える(白・ピンクなど)
  • 内装に後退色を使うと空間に奥行きを感じる(ブルー・グリーンなど)
  • 収納家具は背面板の無いシェルフタイプを選ぶと、視線が抜けて開放的
  • 窓に視線が向かうようにキッチン・家具をレイアウトする
  • フローイング収納を設置すると、視線が抜けて圧迫感を受けづらい
  • 暗く感じる場所に観葉植物を置くと、明るさが生まれて開放感につながる
  • 間接照明を天井・床に向けて設置すると空間に広がりを感じる

間接照明に関しては、マンションの場合は梁に設置する方法もあります。こちらの記事で実例を確認できます。

〈関連ページ〉梁に間接照明を取付けたマンション実例|おしゃれな取付け方法・照明の種類など解説

 

こちらの動画でもリビングを広く見せるアイデアを紹介しています。

ご自宅を「より明るくゆったりとした家にしたい」とご希望の方は、土屋ホームトピアにご相談ください。

ご自宅の状況に合わせて、最適なプランを提案いたします。

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まとめ

10畳〜12畳の縦長LDKに、壁付けキッチンを取り入れたレイアウトの実例を紹介しました。

コンパクトに感じる10畳〜12畳の縦長LDKには、壁付けキッチンを選択して「広く見せる」「広く使う」アイデアを活用することで、快適な空間を実現できます。

今回紹介した情報を参考に、LDKを最大限に有効活用できるレイアウトを完成させていただけると幸いです。

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